青函トンネルの見学

motoyuki2007-10-08

▼今日のようなジャンボ機や大型フェリーの輸送時代では、青函トンネルの建設計画や施工はなかったと思いつつ「竜飛海底駅」臨時停車の特急白鳥に乗車する。何が将来主力になるかの予測は難しいなぁ。
青函トンネルを通る津軽海峡線には、非常時地上への脱出用に本州側と北海道側にそれぞれ一駅ある。この駅は通常停車しての乗降者はいない。
非常時は、この駅から斜坑トロッコで1000m超を駆け上がって地上へ誘導され脱出すると聞く。「海底駅」から斜坑トンネルで地上へ出るが、そこは阿久悠さんの「津軽海峡・冬景色」の立派な歌謡碑が建つ岬だ。横で同行のさゆり嬢がアカペラでしんみりと口ずさむ。下北半島にも行ったがこの津軽半島も吹雪では身が凍るような地帯だ。
そうか、この海峡で洞爺丸が沈没したのか、それもトンネル建設の契機となったのだとO矢君が教えてくれた。
▼函館には2泊して台風9号一過の秋晴れのなか噴火湾を見ながら札幌へ移動する。来年、赤穂での天日製塩作り体験での再会を誓ってそれぞれが住む京阪名露米への機上人となる。
O矢君はじめ諸氏には旅行計画、車の運転など大変お世話になりました。あらためてお礼申し上げます。


写真:青函トンネルの見学風景