モーターボート競走法

▼1月12日の朝日新聞トップニュースはあの「給油新法」再可決・成立を伝える。

今国会の与野党攻防の最大の焦点だった補給支援特別措置法が11日、参院本会議での否決後、衆院本会議で再議決され、自公両党などの3分の2以上の賛成で可決・成立した。憲法59条の規定に基づき、参院で否決された法案が衆院で再議決されて成立したのは57年ぶり。政府は来月中旬にもインド洋での給油活動を再開する。

そこで、57年前に可決・成立された法律とは「モーターボート競走法」とある。私の住む尼崎市には尼崎市競艇場があるがその設置施行の基になる法律である。
思い出してみると1951年(昭和26年)になり中学1年生である。その競艇場近辺に居住して中学校へ通学したが、阪神電車武庫川駅から出屋敷駅の間は笹薮の茂る沼地であったのを浚渫して競艇場(尼崎センタープール)が誕生し周囲は開発で一変した。そのころ学校までボートのエンジン音が聞こえていた。
こうした公設賭博場の設置法が再議決になった経緯はわからないが、収益で尼崎市伊丹市などの復興、発展に役立ったことは間違いないであろう。

今、思わぬところでモーターボート競走のことが新聞に出たり、古い競走の映像が放映されたので書かせてもらった。