「政府発行紙幣」と「無利子国債」

motoyuki2009-02-11

▼昨夜、ラジオを聴いていると東大経済学部の准教授が最近話題によく出る「政府発行紙幣」と「無利子国債」について語っており興味をもって聴いた。
どちらも100年に一度襲うであろう経済危機を乗り切るため何でもありの方策らしい。「無利子国債」は富裕層に非課税で利子がつかない国債を買ってもらう代わりに相続税を減免して、100兆円以上ある富裕層のお金を引っ張りだすことらしい。これは私ら下級層には全然関係ない話である。
一方、「政府発行紙幣」は例えば政府が額面20兆円の紙幣を1枚刷って日本銀行に持って行き、1万円の日銀券を20兆円分印刷するよう要請する。
日銀は金融政策を司っているから自らの責任でそんな無謀なことは出来っこない。しかし、政府が自らの責任で勝手に刷って流通させれば阻止はできない。こうして20兆円を国民一人あたりに配れば20万円の配布となる。定額給付金の10倍規模で消費ができる。あるいは景気対策の財源にあてて景気を刺激させる。

今日の、朝刊によればこの「政府発行紙幣」の可能性について自民党議員連盟が勉強会を開き、提唱する大学教授を呼んで意見を聴いたとある。
経済危機が本当に襲ってきてひょつとしたら今年の年末辺り導入されているかも知れない。