消えた年金

▼一時、世の中が騒然となった「消えた年金」問題が我が家にもあった。老妻が私と結婚する前10代の頃に僅かの間であるが勤め先で厚生年金を掛けていたのだ。まったく忘れていたところ先日東京から確認の問い合わせがあり思い出して勤め先の会社、住所等を回答した。
そうこうしていると地区の年金事務所からあなたの申請を受理して現在支給の国民年金消えた年金分を上乗せする旨通知がきた。僅か、年額2万円ほどであるが老妻は喜んでいる。
政府は最後の一人まで帳簿を付き合わせるといっているが膨大な作業であり、私たちには間違いがないと思っていたから老妻は思わぬ贈り物だという。