海上自衛隊潜水艦「やえしお」の見学

motoyuki2007-02-27

☆旧友のO矢氏より、海上自衛隊潜水艦「やえしお」の見学ツアーがあるので参加しないかとの連絡を受けたが、こうしたものを見るのはメシより好きなため二つ返事で承諾する。
2月25日、集合場所にはツアーお世話の会社関係者やOB夫妻、子供、孫さんなど総勢20数名の老若男女集結し「やえしお」係留の川崎造船神戸工場へ向う。潜水艦の内部は映画で発令所(制御室)を見た気もするが、興味津々で足も軽い。
当直士官より艦の概要を聞き、上甲板ハッチからモンキータラップを降り艦内へ入るも、想像どうりの狭さと、艦内艤装の凄さに目を見張る。どこを見ても一品毎の手作りである。
発令所(制御室)、エンジン室、スクリュー駆動室、艦員の居住区、食堂など魚雷設備を除く主要施設を見学する。
潜水艦は母港出航から帰港まで潜水のはず、質問には日本一周を訓練しながら45日かけて潜水航行したとか。水中での昼、夜区別は艦内の照明で行う(夜を赤色)と教わるものの、自分には身体生理に反する行動はとてもできそうでない。どうしても習性から工業製品として見てしまうが、多分国産化率も100%のはず。こうした艦をつくる技術力と運行能力の高さに敬服した。家に帰ってGoogleで「やえしお」を検索して、その性能の凄さと建造費400億円超を知った。

画像:潜水艦「やえしお」